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【解説】
これはもう知識問題そのものですね。
中国語は四声でアクセントを区別するので、高低アクセントの典型です。その大陸の南に位置する国の言語、つまりベトナム語・タイ語・ラオ語なども高低アクセントを持つ言語(声調言語)です。ただしカンボジア語のクメール語はアクセントを持たない言語です(と、うちのカンボジア語の先生が言ってました←受け売り)。
ポルトガル語は、スペイン語・フランス語・イタリア語などと同様のラテン系の言語ですから、強弱アクセントであり、これが正解となります。
言語の別で問われるのは、アクセントの違いのほかに、類型論的な違い、つまり統語(語順)がSOVかSVOか、また屈折語・膠着語・孤立語の違いが問われる可能性があります。日本語学習者が多い国の言語については、これらをまとめておきましょう。
【参考】
『日本語教育のスタートライン』pp. 11-14